目次
この記事でわかること
- ブラウザキャッシュの仕組みと役割
- Webサイトが更新されない理由
- 簡単にできるキャッシュクリアの方法
はじめに
「CSSを更新したのに反映されない!」「画像を差し替えたのに前のまま…」
そんな経験、ありませんか? それ、もしかするとブラウザのキャッシュが原因かもしれません。
今回は、初心者でもわかるように「キャッシュとは何か」「なぜそんなことが起きるのか」「どうやって解決するのか」をスッキリ整理して解説します。
キャッシュってなに?
キャッシュとは、ブラウザがWebサイトのデータ(画像、CSS、JavaScriptなど)を一時的に保存しておく仕組みです。
目的はとてもシンプル:
- 次回以降の表示を速くする
- サーバーへの負荷を減らす
例えるなら:
コンビニで何度も同じ雑誌を買う人がいたら、「もう毎回買うの面倒でしょ?」ってレジ横にストックしておくような感じ。
どうして反映されないの?
キャッシュのせいで古いデータを表示し続けてしまうことがあるからです。
よくあるケース:
- CSSファイルを修正 → ブラウザは前のCSSを表示
- 画像を差し替えた → 前の画像がずっと残ってる
なぜそうなる?
ブラウザは「これ前にも見たやつだな」と思って、わざわざ新しいデータを取りに行かないんです。
キャッシュをクリアするには?
方法は簡単。いくつかのやり方があります。
✅ 一時的に強制リロード(スーパーリロード)
- Windows:
Ctrl + F5
- Mac:
Command + Shift + R
✅ ブラウザのキャッシュクリア手順(Google Chrome)
- 右上の「︙」→「設定」
- 「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」
- 「キャッシュされた画像とファイル」にチェック→削除!
✅ URLにクエリをつける(開発者向け)
例:style.css?v=2
→ 新しいファイルとして読み込まれる
頻繁に起きるなら
開発中によく起きるなら、
- CSSやJSに毎回クエリパラメータをつける
- HTMLテンプレート側でキャッシュ防止の工夫を入れる
といった対応も効果的です。
まとめ
- キャッシュは表示を速くするための仕組み
- でも古いデータが残ることがある
- 強制リロード or キャッシュ削除で解決!
Web制作や学習をしていると、必ずぶつかる壁なので、知っておくとトラブル回避になりますよ!
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