目次
✅ この記事でわかること
- SSL証明書とはなにか、その役割
- HTTPSとの関係
- 証明書の種類や取得方法
- 無料で使えるサービス(Let’s Encryptなど)
💡 SSL証明書ってなに?
SSL証明書(現在は正しくは「TLS証明書」とも呼ばれます)は、
**Webサイトが安全な通信(HTTPS)を行うための“身分証明書”**です。
この証明書があることで、
「このサイトは本物ですよ」「通信内容を暗号化してますよ」
とブラウザに証明できます。
🔁 HTTPSとの関係は?
HTTPSは「通信の暗号化」を行うプロトコルですが、
その暗号化の仕組みを使うためにはSSL証明書が必要です。
つまり、SSL証明書は「HTTPSを成立させるための土台」といえます。
📄 SSL証明書の役割
項目 | 内容 |
---|---|
本人確認 | 「このドメインの運営者は○○です」と証明する |
暗号化の鍵交換 | ブラウザとサーバーが暗号通信を行うための鍵を安全にやりとりする |
鍵マークの表示 | ブラウザに🔒鍵アイコンを表示し、安心感を与える |
🎓 種類はいろいろある
SSL証明書には認証レベルごとに3種類あります👇
種類 | 特徴 | 用途例 |
---|---|---|
DV(Domain Validation) | ドメイン所有者のみ確認 | 個人ブログや中小企業サイト |
OV(Organization Validation) | 組織の実在も確認 | 企業や法人向け |
EV(Extended Validation) | 厳格な審査あり | 銀行や大手ECサイトなど信頼性重視の場面 |
初心者向けサイトやブログは、DV証明書で十分です。
🆓 Let’s Encryptって?
Let’s Encryptは無料でSSL証明書を提供してくれる団体で、多くのレンタルサーバーで標準対応しています。
- 自動更新に対応(有効期限が90日なので重要)
- 商用利用もOK
- ConoHa WINGやXserverなどの国内サーバーでも導入簡単
⚠️ 証明書が切れるとどうなる?
SSL証明書には有効期限があり、切れると…
- HTTPSが使えなくなり、警告が出る
- ユーザーがサイトを不審に思って離脱する
- SEO評価も下がる可能性がある
定期的な自動更新 or 有効期限の管理が大事です。
🧠 まとめ
- SSL証明書は「サイトが本物である」ことと「通信を暗号化する」ための仕組み
- HTTPSを使うには必須であり、鍵マークの表示にも関係
- 個人サイトには無料のLet’s Encryptがおすすめ
- 有効期限の管理も重要ポイント
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