この記事でわかること
- サクラエディタで一括置換を行う基本操作
- 複数ファイルを対象にまとめて置換する方法
- 業務でよくある置換パターンと注意点
一括置換は「業務効率を一気に上げる」機能
ログ修正やCSV加工、設定ファイルの微修正など、
業務では「同じ文字を大量に直したい」場面がよくあります。
1行ずつ手で直していると、
- 時間がかかる
- ミスが出る
- 修正漏れが起きる
そんなときに便利なのが
サクラエディタの一括置換機能です。
今回は、実務でよく使うパターンに絞って
「本当に使う置換」を中心に紹介します。
サクラエディタで一括置換する基本操作
置換画面を開く
メニューから
[検索]→[置換]
または Ctrl + H で開きます。
置換する文字を指定
- 検索する文字列
- 置換後の文字列
を入力します。
例:ERROR → ERR
すべて置換を実行
「すべて置換」をクリックすると、
開いているファイル内の対象文字が一気に置き換わります。
※ 置換後すぐなら Ctrl + Z で元に戻せるので安心です。
複数ファイルを対象に一括置換する方法(業務で本番)
ここからが業務で一番使う部分です。
Grep置換を使う
メニューから
[検索]→[Grep置換] を選択します。
対象フォルダを指定
ログやCSVが入っているフォルダを指定します。
対象ファイルの拡張子を指定
例:
*.log
*.txt
*.csv
複数指定する場合は ; 区切りで入力します。
置換内容を入力して実行
検索文字列と置換文字列を入力し、
「置換実行」をクリックします。
これでフォルダ内の複数ファイルをまとめて修正できます。
業務でよくある一括置換の例
例1:ログの不要な文字列を削除
ログに毎回出てくる[INFO] や [DEBUG] をまとめて削除。
例2:CSVの区切り文字を変更
; 区切り → , 区切りへ一括変換。
Excelで開きやすくなります。
例3:固定文字列の一部だけ修正
環境名やURLの一部など、
決まった文字列をまとめて置換。
正規表現を使った一括置換(最低限)
難しい正規表現は不要です。
業務でよく使うのはこのあたり。
数字だけをまとめて削除
検索:
[0-9]+
置換:空欄
行頭の空白を削除
検索:
^\s+
特定の3桁数字を置換
検索:
[0-9]{3}
一括置換で注意するポイント
バックアップを取る
Grep置換は元に戻せない場合があります。
必ずバックアップを有効にしてから実行しましょう。
拡張子指定ミスに注意
拡張子を指定し忘れると、
「1件もヒットしない」ことがあります。
全角・半角の違い
見た目が同じでも、
全角スペースと半角スペースは別物です。
grepやExcelとどう使い分ける?
- 単純な一括修正 → サクラエディタ
- 抽出・検索中心 → grep
- 集計・加工 → Excel
サクラエディタは
「軽く・速く・確実に直す」作業に向いています。
この記事で使った出典
出典:サクラエディタ公式ヘルプ(置換/Grep置換機能)
FAQ
Q. 一括置換は元に戻せますか?
A. 単一ファイルならUndo可能。Grep置換は基本戻せないため注意。
Q. 正規表現は必須ですか?
A. 不要。通常の置換だけでも十分業務に使えます。
Q. VSCodeよりサクラエディタのほうがいい?
A. 軽作業やログ修正ではサクラエディタのほうが速いことが多いです。

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