Node.jsやnpmを触っていると、勝手に出現する”node_modules”という巨大フォルダ。 「これ、なに?」「消していいの?」と、最初はちょっとビビりますよね。 この記事では、そんな疑問をスッキリ解消するべく、node_modulesの役割や消していい場合・注意点をやさしく解説します!
node_modulesとは?
簡単にいうと、npmでインストールしたパッケージ(ライブラリ)が全部ここに入ってる倉庫みたいなものです。
例えば npm install react
と打つと、react本体だけじゃなく、reactが依存してる他のパッケージも一緒にインストールされます。
そのすべてが node_modules
フォルダに保存される、という仕組みです。
削除しても大丈夫?
✅ 基本的に削除してOKです!
なぜなら、必要になったら npm install
で再生成できるから。
ただし注意点:
package.json
がちゃんと残っていることが前提- 自作のファイルなどを間違って
node_modules
に入れてないか注意!
どれくらいのサイズになるの?
プロジェクトによっては数百MB〜数GBになることも。
そのせいで、以下のような悩みがよく出てきます:
- PCの容量を圧迫する
- Gitでpushしようとして重すぎる
- ZIPにするとき時間がかかる
Git管理の注意点(.gitignore)
node_modules
は基本的にGitに含めません。 理由はシンプルで「重いし、再生成できるから」。
なので、.gitignore
にこう書いておきましょう:
node_modules/
この1行でOKです。
どうやって再生成するの?
package.json
や package-lock.json
が残っていれば、次のコマンドでOK:
npm install
これで node_modules
フォルダが再び作られ、元の状態に戻ります。
よくある疑問Q&A
Q. node_modulesにあるファイルを直接いじっていい?
A. 触らない方が安全です。直接変更すると依存関係が崩れたり、次回のinstallで上書きされます。
Q. 複数のプロジェクトで共通のnode_modulesを使いたい!
A. 基本的にそれは非推奨。プロジェクトごとに依存のバージョンが違うため、分けて管理しましょう。
まとめ
node_modules
はnpmで入れたパッケージの保管場所- 削除しても
npm install
で再生成できる - Gitには含めず
.gitignore
に書こう - 容量を圧迫するので、不要なら削除してOK!
npxやnpm runと並んで、Node.jsプロジェクトの基本知識として押さえておきたいところですね。
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