目次
✅ この記事でわかること
- HTTPの基本的な仕組みと役割
- ブラウザとサーバーがどうやりとりしているか
- リクエストとレスポンスの流れ
- GETやPOSTなどの用語の意味
💡 HTTPとは？
HTTP（エイチ・ティー・ティー・ピー）は、
**HyperText Transfer Protocol（ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル）**の略です。
かんたんに言うと、
**「ブラウザとサーバーが会話するためのルール」**です。
🗨 ブラウザとサーバーはこうやって会話している
Webページを開くとき、裏ではこんなやりとりが起きています👇
- ブラウザ：「このページ見せて！（＝HTTPリクエスト）」
- サーバー：「はい、これがページの内容です！（＝HTTPレスポンス）」
この会話を「HTTP」というルールで行っています。
🔁 HTTPリクエストとレスポンスの流れ
| 用語 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| リクエスト（request） | ブラウザが「ページちょうだい」と頼む | https://example.com にアクセス |
| レスポンス（response） | サーバーが「これがページです」と返す | HTMLや画像などが送られてくる |
このやりとりが、ページ1つ見るごとに行われています。
🛠 よく出てくる「HTTPメソッド」とは？
HTTPリクエストには「何をしたいのか」を示す方法（＝メソッド）があります。
| メソッド名 | 用途 | よく使われる場面 |
|---|---|---|
| GET | データを取得 | Webページを見る、画像を読み込むなど |
| POST | データを送信 | フォームの送信、会員登録など |
| PUT / DELETE | 更新 / 削除 | API通信など、開発者向けの場面で使用 |
初心者のうちはまず GETとPOST をおさえておけばOK！
🧾 ステータスコードってなに？
サーバーからのレスポンスには「結果の番号」がついています。
| コード | 意味 | よくある例 |
|---|---|---|
| 200 | 正常に成功 | ページが表示されたとき |
| 404 | ページが見つからない | URLが間違っているとき |
| 500 | サーバーエラー | サーバー内部のトラブル時 |
エラーの種類がこれでわかるので、エンジニアだけでなく利用者も知っておくと便利です。
🔒 HTTPSとは？
「HTTP」の仲間に「HTTPS」があります。
Sは**Secure（安全）**の意味で、通信を暗号化する仕組みがついています。
見分けるポイント：
- 🔓
http://→ 暗号化なし - 🔒
https://→ 暗号化あり、安全な通信
多くのWebサイトは今、HTTPSが標準になっています。
🧠 まとめ
- HTTPは「ブラウザとサーバーの会話のルール」
- ブラウザはリクエスト、サーバーはレスポンスを返す
- GET・POSTなどのメソッドで動作を伝えている
- ステータスコードで「うまくいったかどうか」がわかる
- HTTPSは暗号化された安全なHTTPのバージョン
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