目次
✅ この記事でわかること
- ドメインとIPアドレス、それぞれの役割
- 両者がどうやってWebのアクセスに使われているか
- DNSという“仲介役”の存在
- わかりやすい例えで理解!
💡 Webの「住所」と「名前」
Webサイトを開くとき、私たちは「example.com」などのドメインを使っていますよね。
でも実際の通信では、裏側で「192.0.2.1」みたいなIPアドレスが使われています。
つまり、
- ドメイン → 人がわかりやすい“名前”
- IPアドレス → 機械が通信するための“住所”
みたいな関係なんです。
🧭 例えるなら?
項目 | 例え |
---|---|
ドメイン | 店舗の名前(例:ラーメン一番) |
IPアドレス | 住所(例:東京都〇〇区1-2-3) |
DNS | 電話帳やナビ検索システム |
あなたが「ラーメン一番に行きたい」と言ったとき、
ナビが「それって〇〇区のここだよ」と住所(IP)に変換して案内してくれる、そんなイメージです。
🔄 どうやって変換してるの?
この「名前→住所」の変換を担当しているのが、
**DNS(Domain Name System)**と呼ばれる仕組みです。
- ブラウザに「example.com」と入力
- DNSがその名前に対応するIPアドレスを探す
- 対応するサーバーにアクセス開始!
📦 それぞれの特徴まとめ
項目 | ドメイン | IPアドレス |
---|---|---|
役割 | 人が覚えやすい名前 | 機械が通信に使う住所 |
見た目の例 | example.com | 203.0.113.5 |
管理・発行元 | ドメイン登録業者 | ISPやクラウドサービス等 |
覚えやすさ | ◎(意味ある文字もOK) | ×(数字の羅列) |
柔軟な移動 | サーバー移転しても同じ名前可 | 変更には影響あり |
👀 よくある誤解
- IPがあればドメインはいらない?
→ 通信だけなら可能ですが、覚えられないし検索もしにくいので現実的ではありません。 - ドメインとIPは1対1?
→ 1つのIPに複数のドメインが紐づいてるケースもあります(共用サーバーなど)。
✅ まとめ
- ドメイン=人がわかりやすい名前
- IPアドレス=通信に使うネット上の住所
- 両者をつなぐのがDNSという仕組み
- サイトの裏側を知ると、URLの見え方も変わる!
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