この記事でわかること
- サクラエディタで正規表現を使う基本操作
- 業務で「これだけ知っていれば十分」な正規表現
- ログやCSVを整形するときの実用例
正規表現は「覚えなくていい」が正解
正規表現という言葉を聞くと、
- 難しそう
- 記号だらけで無理
- エンジニア向けの知識
そんな印象を持つ人も多いと思います。
でも業務で使う正規表現は、
ほんの一部だけで十分です。
今回は
「業務でよく出てくる場面」だけに絞って
サクラエディタで正規表現を使ってみます。
サクラエディタで正規表現を使う準備
置換画面を開く
[検索]→[置換]
または Ctrl + H を押します。
正規表現を有効にする
置換ダイアログ内の
「正規表現」 にチェックを入れます。
これだけで準備完了です。
最低限これだけ覚えればOKな正規表現
ここからが本題です。
業務でよく使うものだけ紹介します。
① 数字だけをまとめて削除したい
使う場面
- 行番号を消したい
- IDやカウント値を一旦消したい
- ログの数字が邪魔なとき
正規表現
[0-9]+
使い方
- 検索:
[0-9]+ - 置換:空欄
→ 数字がすべて削除されます。
② 行頭の空白を削除したい
使う場面
- インデントがバラバラ
- CSVやログの見た目を揃えたい
正規表現
^\s+
ポイント
^は「行の先頭」\sは「空白」
行頭の空白だけをまとめて削除できます。
③ 特定の文字列を含む部分だけ置き換えたい
使う場面
[INFO]や[DEBUG]を削除- ログレベルだけ消したい
正規表現
\[INFO\]
※ [ や ] は記号なので \ を付けます。
④ 日付や時刻をまとめて消したい
使う場面
- ログの日時が邪魔
- 内容だけを確認したい
正規表現(例)
[0-9]{4}-[0-9]{2}-[0-9]{2}
{} は「桁数指定」です。
4桁-2桁-2桁の形式にマッチします。
⑤ 特定の3桁数字を別の文字に置き換えたい
使う場面
- ステータスコード
- ダミー化したいとき
正規表現
[0-9]{3}
置換例
###
→ 数字3桁がすべて ### に変わります。
正規表現を使うときの注意点
必ずバックアップを取る
特に Grep置換+正規表現 は
取り消せないことがあります。
全角・半角に注意
正規表現は
見た目が同じでも別物 として扱います。
迷ったらチェックを外す
通常の置換で済むなら
無理に正規表現を使う必要はありません。
「使わなくていい」正規表現
業務レベルでは、以下は不要です。
- 複雑なグループ化
- 後方参照
- 難解な記号の組み合わせ
必要になったら調べればOK。
最初から覚える必要はありません。
grepやExcelとの使い分け
- 簡単な整形・削除 → サクラエディタ
- 大量検索・抽出 → grep
- 集計・分析 → Excel
正規表現は
「軽く整えるための道具」くらいの感覚で十分です。
この記事で使った出典
出典:サクラエディタ公式ヘルプ(正規表現検索)
FAQ
Q. 正規表現は必ず覚えないとダメ?
A. 不要。今回の内容だけで業務は十分回ります。
Q. 失敗したら戻せますか?
A. 単一ファイルならUndo可能。複数ファイルは注意。
Q. VSCodeでも同じ?
A. 考え方は同じ。サクラのほうが軽作業向き。

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