✅ この記事でわかること
- フィッシング詐欺とは何か、どんな手口が使われているのか
- 典型的なフィッシングメール・SMSの見分け方
- 詐欺に引っかからないための具体的な対策
はじめに:「あれ、このメール本物…?」
「あなたのアカウントに異常が検出されました」
「未払い料金があります。今すぐ支払ってください」
こんなメールやSMS、届いたことありませんか?
もしかしたらそれ、フィッシング詐欺かもしれません。
この記事では、フィッシング詐欺の手口とその対策を、
初心者にもわかりやすく紹介します!
フィッシング詐欺とは?
**フィッシング詐欺(Phishing)**とは、
本物そっくりの偽サイトや偽メールを使って、
ログイン情報・クレジットカード番号などを盗み取る手口です。
“釣り”のように、引っかかる人を待つことからこの名前がついています。
よくある手口と特徴
手口の種類 | 内容例 |
---|---|
偽メール | Amazonや銀行などを装って「アカウントが停止されました」と通知 |
偽SMS(スミッシング) | 宅配業者を装って「不在通知です、こちらで再配達を」とURLを記載 |
偽のログイン画面 | 本物そっくりのログインページでID・パスワードを盗む |
急がせる文言 | 「24時間以内に対応しないとアカウントが削除されます」など焦らせる |
これらは一見すると本物そっくりで、
うっかりクリックしてしまいそうなものも多いです。
本物と偽物の見分け方ポイント
- 差出人メールアドレスをよく見る(例:amaz0n.coではなくamazon.co.jp)
- URLのドメインが怪しくないか確認(例:www.amazon.co.jpではなく、amzn-login.bizなど)
- 不自然な日本語や機械翻訳っぽい表現
- 本物よりも“急がせてくる”傾向が強い
- 添付ファイルやリンクがあるメールには注意
引っかからないための対策法
✅ 基本対策
- メールやSMSに記載されたリンクは直接クリックしない
- 正規サイトはブックマークや検索からアクセス
- パスワードを複数のサイトで使い回さない
- 2段階認証を設定しておく(不正ログイン対策)
🔐 スマホ・PCの設定
- セキュリティソフトを導入・定期アップデート
- 迷惑メールフィルターを有効に
- ブラウザに表示される「保護されていない通信(http)」には要注意
目次
よくある質問(FAQ)
Q1. リンクをうっかりクリックしてしまった…
A. すぐにパスワードを変更し、ログイン履歴や利用履歴を確認してください。不審な点があれば運営元に連絡を。
Q2. メールが本物か不安。どうすれば?
A. 差出人アドレスやドメイン名をよく確認し、怪しければその場でログインせず、公式サイトやアプリ経由で確認しましょう。
Q3. スマホでもフィッシング詐欺にあう?
A. はい。SMSを使った「スミッシング詐欺」も横行しています。特にAndroid端末はリンクに注意!
まとめ
「焦らせてくるメール」はまず疑ってかかるのが鉄則!
フィッシング詐欺は偽のメールやサイトで個人情報を盗む手口
差出人やURLのチェック、2段階認証などで防げる
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