✅ この記事でわかること
- IPアドレスとは何か、なぜ必要なのか
- IPv4とIPv6の違い
- グローバルIPとプライベートIPの使い分け
はじめに:ネットに必要な“住所”って?
あなたがスマホやパソコンでインターネットを使うとき、
実は裏で「どこからアクセスしてるのか?」という情報がやりとりされています。
その“住所”にあたるのが**IPアドレス(アイピーアドレス)**です。
この記事では、その役割と種類をわかりやすく解説していきます!
IPアドレス=ネット上の住所
IPアドレスとは、インターネットに接続されている機器を識別するための番号のこと。
郵便の住所と同じように、「どこに送るか」「誰から来たか」を識別するために使われます。
📦 例:
コピーする編集する192.168.1.1
こんなふうに、数字がピリオドで区切られた形をしてるのが一般的です(IPv4の場合)。
IPv4とIPv6の違いって?
現在主に使われているIPアドレスには2種類あります👇
種類 | 表記例 | 特徴 |
---|---|---|
IPv4 | 192.168.0.1 | 昔から使われてる。数が足りなくなってきた |
IPv6 | 2400:abcd::1234:5678 | 新しい形式。膨大な数を割り当て可能 |
IPv4の限界を補うために生まれたのがIPv6。
ただし、まだ多くの機器ではIPv4が主流なので、しばらくは両方共存する形になっています。
グローバルIPとプライベートIPの違い
種類 | 特徴 | 使用場所 |
---|---|---|
グローバルIP | インターネット上で世界とつながるIP | モデムやルーターの外側 |
プライベートIP | 家や職場などのローカルネットワーク用のIP | ルーター配下のPCやスマホ等 |
イメージで言うと👇
- グローバルIP:建物の住所(○○市○○番地)
- プライベートIP:その中の部屋番号(101号室)
外からアクセスするときは「建物の住所+部屋番号」のセットで判断されるわけです。
IPアドレスはどうやって割り当てられてる?
一般家庭では、基本的にルーターが自動でIPアドレスを割り振ってくれます(DHCP)。
パソコンやスマホをWi-Fiにつなぐと、ルーターがそれぞれにプライベートIPを渡します。
また、インターネットに出るときにはプロバイダ(ISP)からグローバルIPが割り当てられます。
よくある質問(FAQ)
Q1. IPアドレスは変わるの?
A. はい。多くの家庭では動的IPアドレスが使われており、再接続で変わることがあります。
Q2. IPアドレスがわかると何ができる?
A. 接続元の地域や通信相手の特定に使われることがありますが、個人特定までは難しいです。
Q3. 自分のIPアドレスってどうやって調べるの?
A. 「自分のIPアドレス」と検索すれば、すぐに表示してくれるサイトがあります(例:Google、WhatIsMyIPなど)。
まとめ
- IPアドレスはネット上の“住所”のようなもの
- 通信の相手先を特定するために欠かせない
- IPv4とIPv6の2種類があり、今は移行期
- グローバルIPとプライベートIPの使い分けもポイント
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