JavaScriptで「外部のデータを取得する」って聞くと、ちょっと難しそうに感じませんか? でも、実は fetch()
関数を使えば、とてもシンプルに実現できます。
この記事では、JavaScript初心者でもすぐに使えるように、fetch API
の基本を丁寧に解説していきます。 「結局どう使うの?」「どんな書き方なの?」を中心に、コード付きで紹介していきます!
目次
fetch APIってなに?
fetch API
は、JavaScriptで外部のサーバーと通信してデータを取得・送信するための仕組みです。
よくある使い道はこんな感じ:
- Webアプリで天気やニュースなどの情報を読み込む
- ボタンをクリックしたときにサーバーにデータを送る
- ページをリロードせずに一部だけ更新する
つまり、fetch
は「ページとサーバーをつなぐ郵便屋さん」みたいな役割。
基本の使い方(GETリクエスト)
まずは、一番シンプルな使い方から見てみましょう。
fetch("https://api.example.com/data")
.then(response => response.json())
.then(data => {
console.log(data);
})
.catch(error => {
console.error("通信エラー:", error);
});
解説
fetch(url)
:このURLにアクセスして!という命令.then(response => response.json())
:返ってきたデータをJSONとして読み込む.then(data => {...})
:読み込んだデータを使う.catch(...)
:何かエラーが起きたときの処理
:::イラストポイント::: [POSTマン風キャラがデータの封筒をサーバーから持ってくるイメージ]
データを送信してみる(POSTリクエスト)
次は、逆にデータをサーバーに「送る」パターンです。
fetch("https://api.example.com/send", {
method: "POST",
headers: {
"Content-Type": "application/json"
},
body: JSON.stringify({
name: "たろう",
age: 25
})
})
.then(response => response.json())
.then(result => {
console.log("送信成功:", result);
})
.catch(error => {
console.error("送信失敗:", error);
});
補足ポイント
method
でリクエストの種類(GETやPOST)を指定body
には送りたいデータをJSON形式で記述
よくあるエラーと対処法
初心者がつまずきやすいポイントもチェックしておきましょう:
エラー例 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
CORSエラー | サーバー側が他ドメインからの通信を拒否してる | サーバー設定の見直し or 代理サーバー利用 |
400番台エラー | URLミス、パラメータ不足など | URLやデータの確認 |
JSONエラー | response.json() の前に失敗してる | response.ok で条件分岐も可 |
まとめ:fetch APIは思ってるより簡単!
fetch()
を使えば、データの取得や送信が超シンプルにできる- GETとPOSTの基本をおさえれば、実用範囲は広い
- エラーも「あるある」なので、焦らず確認すればOK
「難しそう」で手が止まってた人も、まずはコピペで試してみるだけで一気に進めるはず!
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